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アルギニンの持つ作用:エネルギー産生をサポートし、さまざまな効果を生み出す


体力消耗時に欠かせない存在

 アミノ酸は、体内で十分に合成できず外部からの摂取が求められる必須アミノ酸と、そうではない非必須アミノ酸に分けられます。中でもアルギニンは、条件付き必須アミノ酸と呼ばれています。アルギニンは通常は体内で合成可能な非必須アミノ酸ですが、成長期の子どもや、大人でも大きな怪我をした時や高いストレスに晒されている時などの体力消耗時は、体内で不足するため必須アミノ酸となります。これが「条件付き」の理由です。

エネルギーを生み出すTCAサイクルを活性化

生物のエネルギーの元であるATPは、TCAサイクル(クエン酸回路)によって産み出されますが、アンモニアによってその産生が阻害されます。アルギニンは、肝臓の細胞内でアンモニアを解毒する代謝経路、オルニチンサイクルに関わっています。尿素回路とも呼ばれるこの回路で、アンモニアは無毒な尿素に変換されます。アルギニンを摂取する事でTCAサイクルが活性化し、エネルギー産生がスムーズに行われる事が確認されています。

身体の中のオルニチンサイクル
TCA回路とアルギニン

[実験方法]
3週齢雄ラットを3群に分け、2群には3週間にわたりトレッドミル運動を負荷。そのうちの1群に、アルギニン1%添加飼料を給餌。

[結果]
アルギニンの摂取と運動を組み合わせることで、TCAサイルの活性化が認められた

成長ホルモンの分泌、免疫力のアップや筋肉増強作用も

 アルギニンは、脳下垂体を刺激して成長ホルモンの分泌を促す効果があります。アルギニンとプラセボの摂取者を比較した所、アルギニン摂取者で夜間の成長ホルモン分泌が高くなる事が報告されています。。成長ホルモンは病気への抵抗力を高めたり、創傷を早く治癒させる、タンパク質合成を促進させるなどの効果があります。

 また、アルギニンは免疫力を高める作用があるため、病気や外科手術後の患者さんの回復にも役立てられています。もちろん健康な方にとっても、摂取する事で免疫力のアップや筋肉増強作用などを図ることができる素材として、アルギニンは大いに注目を集めています。

血漿中成長ホルモン濃度

[実験方法]
健常人5名にアルギニン
アパラギン酸塩を250 mg/kg/日
(アルギニンとして140mg/kg/日)
摂取させ、プラセボ摂取時と昼夜
の成長ホルモンを比較した。

[結果]
夜間の成長ホルモン濃度がアルギニン投与群で高値を示した。


生活習慣病の予防や、男性機能の向上にも期待

 その他にもアルギニンは、体内の一酸化窒素(NO)産生を高め、血管を拡張し動脈を柔軟にする事によって血流を改善します。この事から心臓疾患のリスクを低減したり、男性機能を改善する効果も期待されています。


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