シトルリンのはたらきと効果-01.動脈硬化緩和

動脈硬化緩和

血管の老化が動脈硬化の一因

人は誰しも老います。歳をとるとシワが増えたり、白髪が増えたり薄くなったりと、外見の老化はわかりやすいですが、その時、身体の中の血管も当然老化しています。血管が老いると厚く硬くなり詰まりやすくなるだけでなく、血管を拡げ、血液の流れを良くするはたらきのあるNO(一酸化窒素)も減少することから、動脈硬化が起こります。中高年になると動脈硬化になりやすくなるのは、血管の老化も原因の1つと考えられます。動脈硬化は自覚症状がないため気づかない場合が多いのですが、動脈瘤や高血圧などの原因となるだけでなく、突然の心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。このような恐ろしい病気から逃れるには、血管の老化を遅らせしなやかな血管を保つことが、1つの方法といえるでしょう。シトルリンはNOの産出を促すはたらきがあることから、血管の老化を抑制します。ですが、なにより大切なことはバランスの良い食生活や適度な運動、ストレスを溜めないなど日ごろから気を配り、血流を良くし血管の若さを保つことを意識しながら生活することです。

動脈硬化の要因

血管年齢を知り、病気を未然に防ぐ

血管が老化すると、血管内が狭くなったり、柔らかさやしなやかさが失われ、血流が悪くなります。血管の老化とは、血管が硬くなること、つまり動脈硬化の進行のことをいいます。"血管年齢"とは「血管の老化」の目安として、実際の年齢と比べてどれだけ血管が老化しているか、動脈硬化の進み具合はどの程度か、を知る目安となります。最近では、検査機器によって血管年齢を簡単に測ることもできるようになりました。血管年齢を知ることは、動脈硬化の進行から生じる病気を未然に防ぐのに役立ちます。

シトルリンが血管の老化を抑制

シトルリンは、血管拡張と血流促進など血管へ作用するだけでなく、血球の血管壁への接着阻害、血管の肥厚抑制など、動脈硬化の緩和に重要なはたらきをします。シトルリンの強くしなやかな血管をつくり出すはたらきは、心筋梗塞など命に関わる病気を引き起こす怖い動脈硬化から私たちを遠ざけてくれます。

試験結果

短期間のL-シトルリン摂取により、血管壁の硬さの指標であるbaPWVが有意に低下した。

調査概要

≪対象≫メタボ気味の男性15名
≪摂取量≫シトルリン 5.6g/日 またはプラセボ
≪摂取期間≫7日間

血管の硬さスケール (baPWV) >1400 cm/sec, 腹囲>85 cm
プラセボ:有効成分の入っていない試験食品のこと。

L-シトルリンの血管壁の硬さに与える効果

**p<0.01 vs プラセボ, Mean±SE
Ochiai M. et al., Int J Cardiol. 155(2):257-61, 2012

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