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アミノ酸の効果 筋力アップ・ダイエット:筋肉をつけることで、基礎代謝の高い身体をつくる。

私たちの身体は、約400個の骨格筋という筋肉によって支えられています。骨格筋には姿勢を保つはたらき以外に、エネルギーを消費する基礎代謝の役割があります。筋肉をつけることで、基礎代謝が高く糖分や脂肪を蓄積しにくい「太りにくい」身体をつくることができます。

関連するアミノ酸

・BCCA(分岐鎖アミノ酸)
・アルギニン



BCAA(分岐鎖アミノ酸)の効果

タンパク質の合成スピードが上がり、筋肉がつきやすくなります。

 タンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンはBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれています。これらの混合物は、スポーツ用サプリメントの成分として広く用いられています。BCAAは筋肉中に多く存在するアミノ酸で、運動中に失われやすい成分です。また、筋肉を構成しているタンパク質をつくるスピードを調節する作用もあります。

 BCAAの筋力アップ効果を調べるための実験を行いました。ラットに1時間運動をさせた後にBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの比を1:2:1に調整したもの)を食べさせました。すると、BCAAを食べたラットは、食べていないラットに比べて筋肉中のタンパク質が分解しにくくなっている傾向がありました。筋肉量は筋タンパク質の分解と合成のバランスで決まるので、BCAAを食べた場合、筋肉がよりつきやすくなっていると考えられます。

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アルギニンの効果

アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促す効果を持っています。

 アルギニンは、筋肉アップと深い関係がある成長ホルモンの分泌を促すアミノ酸です。アルギニンを摂取することで成長ホルモンの分泌が増加し、約1時間半後に分泌のピークを迎えます。成長ホルモンの分泌量は20〜30代を過ぎると減少していくと言われますが、こうした加齢による成長ホルモンの分泌量低下もアルギニンの効果的な摂取で補える可能性があります。

 アルギニンの筋力アップを効果を調べるための実験を行いました。ラットを用いた実験で、軽めのジョギングを想定した運動を行った場合にアルギニンを摂取すると、ふくらはぎの筋肉(ヒ腹筋)量が増えていました。アミノ酸をとっていない場合はこの効果が弱く、運動とアミノ酸を組み合わせることが効果的であることがわかりました。さらに、アルギニン摂取により、体内のエネルギーをつくり出す経路や脂肪分解に関連する代謝経路の活性化も確認できました。

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筋力アップの効果を調べるための実験

アミノ酸の効果:肝機能改善